人材育成社会参加支援事業
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「音楽でつながろう」
   〜障がい児のための音楽セラピー〜





 H19年1月27日(土)、2月3日(土)、2月10日(土)

 会 場    大阪市立矢田青少年会館
 実施者   重山、橋本(貴)

  3回シリーズで親子5〜7組の参加(年齢は9歳〜18歳)小学生の間は音楽遊びの
 イベントなども多いが、高校生ともなるとそういう機会に殆んどなくなるとの保護者の
 意見が多かった。このシリーズを通して「声」「からだ」「楽器」を通し、子ども達から
 出て来る表現を大切にしつつ、又、互いに「つながり」を感じれるよう、プログラムを
 構成していった。
 重度のこども達も3回目くらいでようやく「安心できる場」ということを感じ、いろいろな
 表現を出してくれたり、笑顔も多くなる。多動の子どもも落ち着いて集中できる時間が
 長くなったり・・と。単発イベントでは「さあこれから」という時点で終る となってしまう
 ことが残念だが、この楽しい時間が一つの経験として位置づけられ、彼らが色々な
 場面で音楽と関わっていくことができればと思う。
「笑顔いっぱい、みんな音とお友達」
   〜障がいのある子どものための音楽セラピー〜





 依頼団体:泉南市教育委員会教育部
 日  時 : H19年4月7、14、21日の各土曜日 11:00〜12:00
 実施場所:泉南市立青少年センター
 参加者  :障がいのある子どもと、その保護者 4〜5組

  参加児は、広汎性発達障害、知的障害など。その兄弟関係も参加。「声・からだ・
 音でコミュニケーション」のコンセプトで、絵カードなどの視覚素材も多く取り入れて
 アプローチした。初回、緊張と不安から、こだわりのことばを連発していた子どもも、
 回を重ねるにつれ、そのことばは減り、最終回には「楽しかった!」と笑顔で
 抱きついてくれるなど、楽しさを共有できる時間になり得たと思う。
 又、ゆったり子ども達の心身ペースに合わせて進めていったので、保護者自身も
 珍しい楽器へ関心を抱いたり、表現したり・・親子でホッとできるひと時になったと思う。
 ※センター担当者へは、事前に障がい児への配慮点などを伝え、セラピーへの
 理解を深めて頂き、又、子ども達がよりよき時間を過ごせるよう、
 事前に個人聞き取り調査シートを作成し、記入して頂いたおかげで、
 私達も子どもの個性に寄り添った音楽遊びを提供することができたと思う。