大阪市家庭教育支援総合推進事業
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きこえない親の子育て講座
   〜親子で遊ぼう、見て、触れて、いろんなおと遊び〜


H19年1月13日(土)

会 場   大阪市立城北市民学習センター
実施者   重山、橋本(貴)、中浜

 大人12名(内、ろう者10名)こども10名(内、ろう者3名)計22名の参加で実施。
私たちは無意識のうちに「音楽=耳で聞くもの」という概念を持っているものだが、
振動,揺れ、見てわかるリズム等、対象者には様々な形で音楽を五感を通して
感じて頂けたと思う(アンケート結果より)。聞こえのレベルは色々で全く聞こえない
方もおられたが、風船ゲーム、ドラミング、スカーフレーンなど「輪」になることで
一体感を味わえたし、床からの振動でリズムの一体感も創ることができたと思う。
健聴者の押し付けにならないよう、彼らの「音楽の楽しみ方」を尊重、考慮すること
が大切だと改めて感じた。
きこえない親の子育て講座 第2弾!
   〜親子で楽しくおと遊び〜


主 催: 大阪市聴言障害社協会、大阪市手話サークル連絡会、
      大阪手話通訳問題研究会大阪市ブロック

日 時: 2007年8月4日(土)13:00〜14:30
場 所: 大阪市立城北市民学習センター
実施者: 重山直子 橋本貴美子
参加者: 大人10人(内、ろう者5人)、子ども13人(内、ろう者7人)
      0歳〜7歳、協会関係者11人(内、ろう者6人)くらい  合計34人くらい

内 容
前回実施(H19年1月)したものが好評だったようで、再度依頼がありチラシ募集で
実施の運びとなった。手遊び歌や風船ゲームでアイスブレイクの後、ドラミングを
中心としたリズム遊び(リズミック・ネーミング、Call&Respnce、ロールカットなど)、
布遊び、しゃぼん玉など。楽器はヤマハ・ヘルスリズムスのコンガ・ボンゴ類を使用。
今回は乳幼児が多く、健聴の子どもに対しては、大きな音への反応が懸念されたが、
泣き出すこともなく、ベビーカーから参加していた。3〜4歳児のろうの子ども達の
生き生きした自由な表現には、周りの大人達からも思わず笑みがこぼれ、タイコの
振動を通して、皆が一つになれる輪を創れたと思う。又、前回とはメンバーも違い、
このような企画が、ろうの家族同志の出会いの場、つながりのきっかけづくりにも
なっているようで、そこに音・音楽を介して輪を創ることで、
支援の一端を担うことができ、嬉しく思う。